2024.03.02
年代・性別 | 20代女性 |
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相談内容 | 「コロナ禍でのマスク生活中に、歯並びをきれいに治したい」とご相談いただきました。 |
診断結果 | 拝見したところ、通常よりも上の前歯が突出している「出っ歯」と、でこぼこしている歯並びの「叢生(そうせい)」が上下の前歯を中心に見られました。
とくに、左右上の前歯2本(側切歯/2番)が内側に入り込んでいたことで、上の前歯が大きく飛び出ているように見える状態でした。 患者様は「なるべく短期間で治療したい」とご希望でした。 |
治療内容 | 患者様のご希望に沿い、治療期間が長引きやすい抜歯矯正を避けて、歯を抜かずにワイヤー矯正を行うこと、また、ワイヤー矯正の治療精度や効率を高めるために、上下の歯にゴムを引っかけて噛み合わせを整える「ゴムかけ」の併用もご提案しました。
まずは、四角いボタンのような装置の「ブラケット」を歯の表面に貼りつけ、そこにワイヤーを通して歯を移動させる「マルチブラケット装置」で矯正治療を開始しました。このブラケットの装置は、目立ちにくい白いタイプを選択しました。 その後最適なタイミングでゴムかけを開始し、一定期間ゴムかけを続けてもらいました。ゴムの装着は患者様自身で行ってもらう必要があったため、ゴムかけを始める前に使い方のご指導も行いました。 ゴムかけのゴムは、直径数mm程度の小さな輪ゴムのようなものを使用します。このゴムを下の奥歯と、上の犬歯(3番)付近にある針金のフックにかけてつなぎ、食事や歯磨きのとき以外はつけたままにしてもらいました。 |
治療後の様子 | とくに目立っていた上の前歯が正常な位置にまっすぐ並び、全体的な歯並びや噛み合わせが改善しました。
コロナ禍のマスク生活中に歯並びが整い、口元が美しくなったことで患者様に大変お喜びいただけました。 現在は、歯の後戻りを防ぐための「保定装置」をご使用いただいており、定期的に経過観察でご来院いただいています。 |
費用 | 1,210,000円 |
治療期間 | 10ヶ月 |
リスク・備考 | 上下の歯にまたがって矯正力をかけられるのは、ゴムかけだからできるもので、ご指導した通りに患者様がゴムかけを行えない場合、計画通りに歯が動きません。そのため、患者様のゴムかけの取り組み方によっては、審美性が逆に損なわれるなど、治療後の仕上がりにも影響が出る可能性があります。 |
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六本木カマエデンタルオフィス
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