拝見したところ、左上の前歯（側切歯／2番）は白い被せ物で治療されていましたが、適合が悪くなっており歯と歯ぐきの境目に黒い線が生じていました。
また、金属の詰め物や着色したプラスチックの詰め物も数か所認められ、お口を開けた時に目立つ状態でした。

さらに、患者様は骨格的に受け口の傾向があり、上下の噛み合わせが悪く、軽度ですが歯並びがデコボコしていました。

歯列矯正を行って歯の位置と噛み合わせを整えてから、左上の前歯や全体の詰め物をやり直す治療をご提案し、同意いただきました。

歯を動かすための装置には、軽度の歯並びの乱れに適した取り外し式のマウスピース型矯正装置「インビザラインライトプラン」を選択しました。

まずは患者様専用のマウスピースを作製し、食事と歯磨きの時以外は装着いただくようお伝えしました。
また、歯を綺麗に並べるスペースを確保するため、歯と歯の間をわずかに削る処置もあわせて行いました。

矯正治療終了後は、自然な見た目で適合も良い「セラミック」の詰め物や被せ物治療を行い、見た目の美しさを改善させました。

歯が適切な位置に並んでしっかり噛めるようになり、被せ物や詰め物もご自身の歯に馴染んだ自然な仕上がりになりました。

患者様にも「綺麗な見た目と健康的な歯並びが手に入って嬉しい」と大変ご満足いただきました。

現在も定期的な検診でご来院いただいています。

4,455,000円

12ヶ月

・歯並びを整える際に、歯と歯の間の表面を少し削ることを説明しました

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります