拝見したところ、笑った時に歯ぐきが見え過ぎてしまう「ガミースマイル」が認められました。

また、上下の歯が適切に噛み合わない「不正咬合」も確認でき、上の前歯が下の前歯に大きく被さることによりガミースマイルを助長していました。

歯列矯正を行って噛み合わせを整えてから、余分な歯ぐきを切除する「歯周外科手術」を行ってガミースマイルを改善させる治療を提案し、同意いただきました。

患者様はご結婚されたばかりで見た目を気にされていたため、ワイヤー矯正と取り外し式の「マウスピース矯正」を併用する「ハイブリッド矯正」を選択し、できるだけワイヤー装置を装着する時間が短くなるように矯正治療を行いました。

矯正治療終了後、歯周外科手術を実施して歯ぐきのラインを整え、ガミースマイルを改善させていきました。

上下の歯が適切な位置で噛み合うようになるとともに、笑った時の歯ぐきの見え方も自然になりました。

患者様にも「笑顔に自信が持てるようになった」と大変お喜びいただきました。

現在も定期的な検診でご通院いただいています。

・治療中、発音しにくい場合があります

・治療中、舌が動かしにくいことがあります

・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります

・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります

・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります