「結婚式までに口元を綺麗にしたい」とご相談いただきました。

拝見したところ、上あごと下あごの骨格的な位置関係により、噛んだときに上下の前歯に隙間が生じる「開咬（かいこう）」が認められました。

患者様は「目立たない装置で治療を行って欲しい」とご希望でした。

ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」と、マウスピース型矯正装置「インビザラインライトプラン」を併用する「ハイブリッド矯正治療」をご提案しました。

2つの矯正方法を併用することで、結婚式までの限られた期間で開咬を改善できることをご説明し、同意いただきました。

まず、ワイヤー矯正を最短の4ヶ月のみ行い、歯を動かす治療の9割を終えました。

その後、残り1割の仕上げをインビザラインライトプランで行いました。

上下の噛み合わせが適切になり、自然な見た目になりました。

患者様にも「大事な日を綺麗な歯並びで迎えることができ嬉しい」と大変お喜びいただきました。

現在も定期的なメンテナンスでご来院いただいています。

・ご自身で装置にゴムをかける「顎間ゴム」を毎日22時間以上行っていただく必要があることをご説明しました

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります