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20代女性 上下の前歯が噛み合わない歯並びをワイヤー矯正で改善した症例

矯正
2026.10.01
監修:構 義徳 院長 / 最終更新:

20代女性

相談内容

他院からの紹介で来院された患者様より「上下の前歯が噛み合わないので治療をしたい」とご相談いただきました。

診断結果

拝見したところ、奥歯を噛み合わせたときに上下前歯に隙間ができる「開咬(かいこう)」と呼ばれる状態でした。
さらに詳しく検査を行った結果、開咬の原因は下顎の骨が後ろに引っ込んでいることと、舌で前歯を押す癖があることだと考えられます。

このまま放置すると見た目が気になるだけでなく、一部の歯に負担が集中して痛みが出たり、歯の寿命が短くなったりするリスクがあります。

以上のことから、矯正治療で歯並びを改善する必要があると診断しました。

治療内容

診断結果をもとに、今回は「マルチブラケット装置」による矯正治療を提案し、同意いただきました。
マルチブラケット装置とは、歯の表面にブラケットというボタン状の小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して歯に力を加えることで、歯を計画的に移動させる器具です。

メリット
・細かく調整しながら歯の移動を行える
・矯正治療では、歯を動かすスペースを作る目的で抜歯を行うことがあるが、今回の症例では抜歯を回避する方向で治療計画を立てられる

デメリット
・装置が固定式のため、歯磨きなどのセルフケアが難しく、虫歯や歯茎の炎症などの口腔内トラブルに注意する必要がある
・歯を動かす際に、痛みや違和感が出ることがある

治療にあたっては、これらのメリットとデメリットに加え、定期的な通院が必要なこと、矯正装置の周囲を含めて丁寧にブラッシングすることなど、患者様の協力が欠かせない旨も説明しています。
また患者様の場合、舌で歯を押す癖も歯並びの悪化に影響していると考えられたため、日常的な舌の位置や動きにも注意が必要であるとお伝えしました。

まず、上下の歯にマルチブラケット装置を取り付けます。
その後は定期的に通院いただき、歯の動きや噛み合わせを確認しながら装置の調整を行いました。
治療中は装置の周囲に汚れが残りやすいため、ブラッシングについても確認しながら治療を進めています。

矯正治療終了後は、歯並びの後戻りを防ぐための「保定装置」を装着していただきました。

費用

1,430,000円

治療期間

15ヶ月

リスク・備考 ・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

治療前






治療中





治療後







   
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